【珍味】ルイベの思い出
おはようございます。
Mr.ブルーウインドです。
全国あちこち旅をしていると、それぞれの土地にいろいろな特産品や珍味があることを実感します。
これまでの旅人生の中で一番の「珍味」は、
北海道で食べた「ルイベ」です。
ルイベとは本来、アイヌ語で「ル=溶ける、イべ=食べ物」のことを意味するらしく、
北海道では、お刺身用に凍らせた生鮭のことををルイベといいます。
口の中で溶かしながら食べる食感を味わえる食べ物です。
そのルイベ。
私がかつて食べたのは、
知床半島の羅臼という町にあった高砂食堂さん(今は閉店)というところで食べた、
「トドのルイベ」です。
トドなんて普通は口にしないですよね~
食べてみるとクジラに似ている食感でした。
ちょうどウトロという町からレンタサイクルして知床峠を越えて下った場所にあり、
お腹も空いていたので、バクバク食べた記憶があります。
東北にも珍味はいろいろありますが、
秋田のジュンサイやハタハタはまた食べてみたいですね。
浅虫では旅館でフジツボが出て、その時は手をつけなかったのですが、
「なんてもったいないことを」と後で食通の方に言われたことがあります。
(その後、残念ながら食べる機会はまだありません)
ネットショッピングが発達している時代なので、もちろんお取り寄せも可能なものが増えていますが、できればその土地の空気や水を味わいながらその土地のものを味わいたいものです。