【旧沢内村】徒歩の旅
こんにちは。Mr.ブルーウインドです。
徒歩で歩いた思い出はいろいろあるのですが、
その中でも印象的なのは旧沢内村(さわうちむら)。
この名前を聞いて知ってるという方もそう多くはないかもしれませんね。
沢内村はかつて岩手県の内陸中部の秋田県県境にの和賀郡(わがぐん)に所在していました。
2005年11月に隣接する湯田町と合併し、現在は西和賀町となっています。
かつては無医村だった村が深沢村長という方の力で、充実した乳幼児医療体制を構築したことで知られています。
その経緯は「沢内村奮戦記」という本にまとめられています。
随分昔のことですが、北上線のほっとゆだ駅からバスで湯本温泉まで行き、そこから奥羽山脈にそびえる真昼岳を横目に見ながらひたすら北上したのでした。
歩道はしっかり整備されており、道端にプランターが整然と並べられていた記憶があります。
10キロほど歩いて、太田地区という場所にある碧祥寺博物館というところを訪ねました。
この博物館は日本でも有数の規模のマタギ文化を伝承している博物館。
じっくりとコレクションを拝見できたのでした。
帰りも数キロ歩き、途中で一日に3本しかないバス(たしか最終便)に乗れて湯本温泉まで戻り、ほっとゆだまで引き返したのでした。
日帰りの強行軍でしたが、印象に残る旅でした。
いわゆる「地味旅」ですが、たまにはそんな旅もいかがでしょうか?